| About Yasuaki Kakehi Laboratory | Joining our lab | Sponsorship & Partnership |

研究室紹介—about xlab—

xlab_all

 

Activating the Physical


The border between the physical and the digital world is dissolving faster than ever. In the 2000’s Yasuaki Kakehi had developed various Augmented Reality works using projection technologies. By illumination through digital pixels, physical objects can virtually change it’s appearances. These effects appear to be real, but are still virtual. To accelerate the fusion between bits and atoms into the real, he has developed technologies to hack and activate the physical properties of objects and materials. In the research group which he leads at Keio University, they are designing devices that can extract changes and behaviors from our familiar materials by controlling conditions of different energy field. Shape, movement, color are examples of material behaviors that can be controlled through structured light, invisible light, ultrasound, air flow, or magnetic power. His current research aims to augment human activities based on these technologies. How can technologies enhance human sensation, imagination, skill, communication?

INSTINT 2015 – Yasuaki Kakehi from Eyeo Festival // INSTINT on Vimeo.


 2008年に創設された慶應義塾大学SFC筧康明研究室では、現在『Activating the Physical』というキーワードのもと、我々の身体が存在する物理世界とコンピュータにより構成されるデジタル世界との間に新たな架け橋を作り、それぞれの特性を融合した新たな『リアル』ワールドを開拓しています。物質(Atoms)と情報(Bits)の見分けがつかなくなるほど深く融合・結合した新たなメディア・環境と人間との関係性(インタラクション)およびそれがもたらす未来を見通し、体験できる形で具現化し、議論します。そこでは、人間を置き去りにするテクノロジーではなく、人間が感覚を研ぎすまし、新たな視点や能力を獲得することを促すようなHuman-Harmonized(人間調和的:ヒューマン・ハーモナイズド)なメディアの創造を目指します。本研究室のカバーする研究分野としては主に、オーグメンティッド・リアリティ(拡張現実感)、コンピュータ・ヒューマン・インタラクション、エンタテインメントコンピューティング、メディアアートなど、アート・デザイン・エンジニアリングの領域を横断的に行き来しながら進めていきます。

 詳細な取り組み内容については、上掲のINSTINT2015のトーク、以下のリンクの映像・文章、あるいは書籍「x‐DESIGN――未来をプロトタイピングするために」(慶應義塾大学出版会、2013年出版)を参照してください。

参考リンク1(映像):ICC オープン・スペース 2014
アーティスト・トーク 慶應義塾大学 筧康明研究室【前半】
(2015年2月1日)筧康明によるプレゼンテーション

参考リンク2(映像):ICC オープン・スペース 2014
アーティスト・トーク 慶應義塾大学 筧康明研究室【中間】
(2015年2月1日)山岡潤一、小原亘によるプレゼンテーション

参考リンク3(映像):ICC オープン・スペース 2014
アーティスト・トーク 慶應義塾大学 筧康明研究室【後半】
(2015年2月1日)畠中実+筧康明+山岡潤一+小原亘+近森基による対談

参考リンク4(記事):SFCの現場 人・モノ・空間と情報の 「関係性」をデザインし、つなげていく(2015年9月1日公開)

 主には、以下のようなテーマ/着眼点のもとで研究を進めています。

1. デジタル世界と融合する実世界のデザイン

実世界中に、情報を埋め込むための要素技術や応用に関する研究を行います。テーブル型ディスプレイ、モバイル端末などのメディアを通じた新しいカタチのコミュニケーションや表現、もしくはそれを支援するための技術創出に取り組みます。具体的には、指向性情報提示技術や音声への情報重畳技術などを開発し、空間に情報を満たす情報環境の構築を目指しています。

2. Human Atoms&Bits Interaction: 情報を纏うフィジカル・実体を持つデジタル

ユーザに負荷をかけず、直感的かつ自然に扱えるインタフェースに関して検討を行います。ターゲットはモニタの中に留まらず、実世界全般を扱い、我々の生活環境とリンクし、それを豊かにする情報環境、インタラクション基盤の構築を目指します。視覚だけでなく、聴覚・嗅覚・触覚など、多様なモダリティを通じたインタラクションのあり方に関する検討も一つの軸として考えています。紙などの有形物(Paper Computing)から空気・香り・水などの無形物まで素材特性を活かした情報取得、情報提示、さらには日光や潮の満ち引きなど、天体規模の現象を利用したインタラクションデザインに関して検討を進めています。

3. HABI media: 人間の感覚を研ぎすますメディアデザイン

デジタルメディアの登場により、あらゆる人間の行動や思考が支援され始めています。しかし、最終的にはヒトが何もしなくてもよくなる未来ではなく、ヒトが何かを「積極的にしたくなる」、ヒトが「成長する」ことを促すメディアのデザインを行います。視覚聴覚のみならず触覚や嗅覚など人の感覚に注目し、それらを研ぎすますための触媒となる「Habilitation」のためのメディアやツールの開発を目指しています。

4. 体験をつなぐ場のデザイン

メディア技術により、モノだけではなく新たにコト(体験)をデザインできるようになりました。多人数が参加する場、およびそこでの連鎖的な体験をデザインすることを行います。ワークプレイスやネットワークサービスなど、企業との共同研究のもとで具体的な提案も行っています。

5. 技術と表現の融合領域の開拓

本研究会では、表現分野への展開を積極的に推進します。技術領域を理解し使いこなせるデザイナー、あるいは表現領域に踏み込めるエンジニアとして、単なる技術開発のみに留まらず、見せ方や技術を活かした楽しい・美しい表現の追求に関しても重点的に取り組みます。このために、研究成果は論文にまとめることはもとより、展覧会やワークショップ、製品開発など多様なアウトプットの形をとります。


筧研究室参加希望のみなさんへ

筧研究室では、意欲ある学部生、大学院生(修士課程、博士後期課程)の皆様の参加をお待ちしています。

> Undergraduate Students: 学部生のみなさん

 学部生は環境情報学部、総合政策学部問わず、春学期・秋学期の前に面接とレポートによって履修選抜を行います。研究会シラバスを参照の上で応募してください。プログラミングや電子工作などの基礎スキルをできる範囲で身につけていることが望ましいですが、まず何よりも“ものづくり”・“ことづくり”に対する高いモチベーションや未来生活へのビジョン(こんな世界を作りたい)を持っている人と一緒に研究したいと思っています。

> Potential Graduate Students: 大学院入学・進学希望のみなさま

We are seeking new graduate students. You can find more information on the application process on http://www.sfc.keio.ac.jp/en/admissions/. If interested, please contact ykakehi[at]sfc.keio.ac.jp with your short resume and information about your interests.
筧研究室では、メディアデザイン/メディアテクノロジーの分野を深く学ぶだけではなく、社会に向けて新たなアイディアを発信する立場になるために大学院への入学・進学を強くお勧めしています。入学・進学を希望される方は、SFC 政策・メディア研究科 エクス・デザインプログラムの入試情報(http://www.sfc.keio.ac.jp/gsmg/admissions/)に沿って入学試験を受験してください。願書提出前に筧(ykakehi[at]sfc.keio.ac.jp)まで事前コンタクトをとることをお勧めします。学部時代の専攻などに関して制約はありません。是非、幅広い分野から独自の知見を活かして参加してもらいたいと思っています。また世界に対して研究を発信する意欲や能力のあるみなさんと一緒に活動することを期待しています。

> Industry: 企業・外部機関のみなさま

筧研究室では企業の方々からのお問い合わせや委託研究・共同研究のご相談も随時受け付けております。

We are eager to collaborate with industry in our research. If interested, please send e-mail to Yasuaki Kakehi (ykakehi[at]sfc.keio.ac.jp).
2008年の発足以降、様々な分野(インターネットブラウザ、インターネットサービス、家電機器プロダクト、オフィス家具など)の企業様との共同プロジェクトを行わせていただいてきました。今後も積極的に研究(アカデミア)と社会(インダストリアル)との接点を開拓してきたいと思っています。ご興味を持たれた際には、筧宛(ykakehi[at]sfc.keio.ac.jp)にご連絡いただきますようお願い致します。研究室の見学や研究成果のデモも随時行っております。
*重要:2015年度は筧がMIT Media Labにて滞在研究を行っておりますが、研究室の活動自体は継続しております。共同研究のご相談や議論等は随時歓迎いたします。